相方が文章つけてくれた!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
[3回]
☆ざ・びーち
どん
どどどどど
トリガーを引くたび、その振動が骨の髄まで響いてくる。
それも、裸なら尚更のこと。
(……ガンナーも悪くない)
そして
(海辺も悪くない)
海王種を蜂の巣にすると、ソルはため息を吐いた。
僅かに白煙をくゆらせる銃口。
連射したばかりのマシンガンの熱さと、日差しの暑さで先程から絶え間なく汗が顎を伝い落ちてゆく。
くらくらと目眩がするほどの灼熱地獄なのに、人がこんなにも混み合っているのは、期間限定のクエと青い海があるからだろう。
水着や薄着で駆け回るアークスたちは、汗にまみれたら歓声をあげながら波間に飛び込む。
そしてまた浜に上がり、走りだす。
これの繰り返しだ。
(呑気なもんだな)
そう思いつつも、ソルはマシンガンを放ると波打ち際で座り込む。
一息つくと、少し離れた場所から一際楽しげな歓声……というか、奇声が聞こえた。
そこには
ラッピーガンを両手に携え、キャッキャと小さな海王種を的に遊んでいる相方がいた。
その光景を眺めていると脳裏にキャンプシップでのやり取りが蘇り、ソルはしかめっ面になった。
回想
「折角海に行くんだから、ちゃんと海らしい格好で行こうよ!」
そう言い出した相方にソルは「ふむ」と頷き、倉庫を開く。
遊び半分で参加するほどクエは甘くない。
しかしTPOを考えるくらいの柔軟性は、ソルにだってある。
(……確かこの間買ったオフホワイトの海パンがあったはず)
倉庫から引っ張り出すと、ソルはすぐさま着替えた。
半裸にマシンガンとはいかがなものか、と思わなくもないが、海岸を走り回るアークスもたいがいそんな格好のはずだ。
そして背後でごそごそ着替えている相方を振りかえる。
「アイシャ、準備は済んだか?日焼け止めは……」
がしゃーん
手にしていたマシンガンが床に落ちる。
先日買ったばかりのフリルが愛らしい紅白水着を着てるとばかり思っていたソルは、相方の装いに絶句していた。
「じゃじゃーん!新しいお洋服だよ、ばきゅーん!」
ラッピーガンを両手に携え仁王立ちする相方は極めて短いチューブトップとショートパンツで決めている。
どや顔だ。
とてつもなくどや顔だ。
絶句し、そして次の瞬間にはソルの叫び声がキャンプシップに響き渡っていた。
「下乳をしまえ!下乳を!!」
「大丈夫だよ、フォトンのちからでこれ以上上に上がらないようになってるってきいたもん!」
「んな都合の良いフォトンがあるか!」
「他の女の子たちからきいたもん!」
「……ぱくぱくぱく(それは並み以上の乳があるメスの話で、並み以下のなだらかなフタコブラクダのお前じゃ何の障害にもなりゃせんわ!)」
言葉に出せないので、口パクするソル。
「……どったの、そる?あいしゃちゃんの色香に過呼吸?」
「ぱくぱく(ああ、殴りてえ)」
ソル、深呼吸。
すーはー
すーはー
こほん
「いいか、アイシャ。まずは即刻着替えろ。話はそれからだ」
えー!?
と頬を膨らませる相方にソルはたたみかける。
「そんな防御もクソもない、男が喜ぶだけの格好で人前を歩く事は許されない」
「ソルはこのかっこう見て喜んじゃったの?」
「アークス中の男が喜んでも、俺は喜ばない!だから、脱げ!」
「だってみんな着てるよ!」
「よそはよそ!うちはうち!」
「なにそれ!」
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でも結局押し切られるからソルは可愛いわけだ!
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COMMENT
無題
けど、アイシャかわいー!!
無題
アイシャさんとも撃ち合うだぁ~い!!
No Title
個人的には下乳は大好物ですよ!
No Title
ルミエールでこれを着たら、
そりゃあいい眺めになりそうですね。楽しみですw